- 葬儀のあと、仏壇はいつ買えばいいのでしょうか?
- お位牌や香炉は四十九日法要(または繰り上げ法要)までには用意しなくてはなりません。これは、ご住職が開眼供養をしなくてはならないからです。
一方、お仏壇はあくまでもお位牌を祀る入れ物ですので、必ずしも、法要までに用意する必要はありません。
- 火の神(ヒヌカン)はいつ仕立てるのが良いですか?
- 火の神(ヒヌカン)を仕立てるのに1年で一番良い日は旧暦12月24日の御願解き(ウグァンブトゥチ)の日です。
御願解き(ウグァンブトゥチ)まで待てない場合は、家族の干支のあたらない日で大安などの良い日を選んで仕立ててください。
仕立てる時間帯は満潮になる1~2時間前が良いです。
- 潤月(ユンヂチ)ってなんですか?
- 旧暦では同じ月が2回ある時があります。
これは旧暦では一か月が29日と30日なので実際の季節とズレが生じます。それを調整するために19年で7回、約33か月に一回の割合で月を増やし、1年を13か月とするときがあるためです。
この増えた月が閏月(ユンヂチ)です。
閏月(ユンヂチ)は臨時的に設けられた月であるため、通常の12か月のように暦の吉凶を判断する対象になりません。
そのため閏月(ユンヂチ)には日の良し悪しがなく、お墓やお位牌の新調を行っても差支えがないとされています。
- 火の神(ヒヌカン)を仕立てるのに必要な道具はどのようなものがありますか?
- 線香を立てる香炉、チャーギやクロトンを立てる花瓶、お水を入れる湯呑、塩を盛る皿、お酒を入れる盃をそれぞれ一個ずつ用意します。
あと、旧暦の一日、十五日にご飯をお供えするウブク茶碗が3個必要です。
これらの道具は白いセトモノが一般的です。
- お仏壇やお墓の花瓶や湯呑が割れたら、いつ替えたらいいですか?
- 花瓶や湯呑が割れたり、かけたりしたらすぐ交換していただいて大丈夫です。位牌や香炉と違って、開眼供養や魂入れをするものではないからです。
新しい湯呑や花瓶は塩水で清めてからお使いください。
水を張った容器に塩を3回つまんで入れ、その水で洗ったり、ひたした布巾で拭いてください。
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